看板娘パの話

2017年5月2日 ゲーム
看板娘パに関する話~アーラシュ看板娘システム

今回はパーティ構築について語ります。
アーラシュシステムとは、マスター礼装のオーダーチェンジがなかった時代に考えられたパーティです。簡単に言うとアーラシュさんの宝具が自爆デメリットであることを逆手に取り、任意のタイミングで前衛のアーラシュさんと後衛の誰かを交代させるパーティでした。特に、ボス戦まで被弾したくないバーサーカークラスを控えさせておくのがテンプレートだった、ような覚えがあります。オーダーチェンジができる今でも十分に通用するパーティ理論で、2回オーダーチェンジが扱える感覚で使われているようです。控えのサーヴァントはどうしても腐りがち(クエストクリアーまでにパーティのサーヴァント全員を使用することは稀)なので、このシステムを導入したパーティは控え込みで構築できて楽しいです。

ここまでアーラシュさんの自爆デメリットにばかり注目してきましたが、宝具・流星一条は威力も凄まじく、強化済みかつ宝具レベル5にして強化済み・宝具レベル1の天地乖離す開闢の星(100%サーヴァント特攻が誘発した時)と同等のダメージを叩き出します。ランサーさえエネミーにいなければ1・2waveを一掃するのに十分な威力と言えるでしょう。

また強化クエストを受ければ、スキルレベル10にしてNPを30%獲得できる弓矢作成スキルが解放されるので、初期NP50%スタートの概念礼装、マスター礼装の魔術協会制服、スキルで味方にNP20%を付与できるサーヴァントなどを併用することで1waveから宝具を放ちwave圧縮を行いながら控えのサーヴァントと交代できるようになります。

ここからが本題です。まず看板娘の基本情報から。

ぐだぐだ看板娘
コスト12
Lv1 HP750補正(Lv100 HP3000補正)
自身にターゲット集中状態を付与(3ターン)
&攻撃力を60%アップ(3ターン)
[凸:&攻撃力を80%アップ(3ターン)]

看板娘には二種類の使い方があります。「ヘイト稼ぎ」か「デメリットでヘイトを集める代わりに60%(または80%)の攻撃力強化」か、です。今回話題にするのは後者。

後者の使い方をする場合、装備したサーヴァントがヘイトを稼いで集中攻撃を受ける問題(この問題は回避・防御・回復スキルやクラス耐性などで克服するようにします)よりも、攻撃力アップが3ターンしか持続しない方がデメリットとしては大きいです。FGOのクエストはほとんど3waveで構築されているので、看板娘サーヴァントを前衛に採用してクエストをはじめた場合、1・2waveを1ターンで終わらせても3waveのボス戦につく頃には看板娘の持続ターンは残り1ターンになってしまいます。なので、看板娘サーヴァントは控えに置いておくのが定石です。

1・2waveを圧縮している間、看板娘サーヴァントは後衛に控えさせておき、3waveのボス戦ではじめて看板娘サーヴァントを登場させるという動きが理想となります。この理想の動きを実現させたのがアーラシュ看板娘システムです。システムと称しつつ動きはシンプルで、1waveを好きな方法で圧縮したら、2waveをアーラシュさんが流星一条で圧縮、自爆させたアーラシュさんと控えの看板娘サーヴァントを交代させながらボス戦に突入し、看板娘サーヴァントは3ターンの間ボス相手に暴れまわる、以上です。1waveを圧縮する方法を「全体攻撃を持っているサポート型サーヴァント」に任せればオーダーチェンジを必要としないので、好きなマスター礼装を選択できるのも強みになります。もちろん、アーラシュさんの控えにもう一人全体攻撃を速射できるサーヴァント(たとえばハロウィンプリンセスをつけたドレイクなど)を置いておき、1・2waveともに全体攻撃で圧縮して最終的にオーダーチェンジで看板娘サーヴァントと入れ替える、という手もありますね。


運よくこの前の復刻本能寺で看板娘を当てた方はぜひ試してみてください。


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