アルターエゴの話
~普通に強いメルトと、メルトの三倍は使いやすいリップ
まずはじめに、今回は考察というより新サーヴァントを触ってみての軽い感想程度のものであるということを先にことわっておきます。
*セイバー=剣 アーチャー=弓 ランサー=槍 ライダー=騎 アサシン=殺 キャスター=杖 バーサーカー=狂 と表記
*三騎士=セイバー、アーチャー、ランサー 四騎士=ライダー、アサシン、キャスター、バーサーカー
*ネロブライド=嫁王と表記
・アルターエゴというクラス
端的に言うと四騎士に強く、三騎士に弱いクラスです。被ダメージへの耐性は一切なく三騎士に与ダメージを半減される代わりに、騎・殺・術への与ダメージは1.5倍、狂への与ダメージは2倍になります。狂からの被ダメージは1.5倍です。
有利クラスを複数持つ代わりに有利クラスへの与ダメージが1.5倍に留まっている点では狂が比較に持ち出されやすいクラスだと思います。アルターエゴが狂に明確に勝っているのは狂以外のクラスからの被弾が等倍におさまる点、狂クラスへの与ダメージが2倍である点(狂→狂は与ダメージ1.5倍なので、狂は狂を殴る時だけ他のサーヴァントより損をする)。この性質上、狂はクエストを選ばずに採用できるクラスですが、アルターエゴは騎・殺・術のいずれかの代わりに採用するクラスという感じです。アルターエゴは現状メルトリリスとパッションリップしか実装されておらず、どちらも超攻撃的な性能をしたサーヴァントなので、基本的にアタッカーないしサブアタッカーとしての採用に落ち着くでしょう。
・パッションリップ
星4のアルターエゴ。姉妹のメルトリリスは星5なので、メルトリリスよりは見ることが多くなる方だと思います。
トラッシュ&クラッシュは攻撃力UP、無敵貫通、攻撃時即死判定付与、防御力UPとてんこ盛り。ただしデメリットとして1ターンスタン状態が付与される…とこれだけ見れば使いづらいのですが、ブレストバレーで自身に弱体無効状態3回を付与できるので一人でデメリットを踏み倒せるように設計されています。さらに全スキルに防御に関する効果があり、被虐体質スキルは1ターンとは言えヘイトを稼げるスキルなので盾役もこなせて、Bかつ全体攻撃なのに宝具に最低HP2000回復(前衛全員に適用されるので合計6000回復)までついているという、タンクとして自己完結した非常に高性能なサーヴァント。
難点を挙げるなら宝具レベルを上げないと宝具威力が寂しい点ですが、コマンド構成がBBBAQなので通常攻撃だけで十分ダメージソースになれるので、宝具威力が気になる時は1・2waveを初手宝具で一掃したい時だけでしょう。リップの宝具は基本的に回復とBチェインのパーツ目当てで、ダメージは期待しない方がいいかもしれません。もし幸運にも宝具レベルを上げることに成功したならば、1・2waveを宝具で一掃し、3waveでは通常攻撃でボスをタコ殴りにしながらヒーラーと盾もこなすというモンスターサーヴァントと化します。
・メルトリリス
星5のアルターエゴ。リップの姉妹で、おそらくガチャで見るのは稀な存在。
クライムバレエは回避2回付与+直感、加虐体質は攻撃力UPとデメリットで防御力ダウン。このサーヴァントもまた姉妹と同じく自分でデメリットを踏み倒せる設計をしています。CCC本編のアルターエゴがそもそもチート行為によって生まれた存在なので、意図した設計なのかもしれません。クライムバレエ・加虐体質の起動は、クライムバレエが即時クリティカルスター生成スキルであるため、スターが溜まる2ターン目以降での同時起動が望ましいです。そこまで意識するなら宝具込みのブレイブチェインを狙える瞬間まで温存するのもありだと思います。第三スキル・メルトウイルスも1ターン後に宝具威力がアップする代わりに、起動ターンはメリット・デメリットでメルトリリス以外の戦場に出ている全てのキャラの宝具威力が1ターンダウンするというもので、全体的にメルトリリスはスキルを使用するタイミングを選ばなければならないサーヴァントだという印象です。
宝具は単体攻撃&攻撃対象の強化解除、攻撃後にQ性能アップ。コマンド構成はBBAQQとなっています。結構言われていますが、嫁王と相性のいい宝具とコマンド構成で、メルトリリスがQ2枚またはAを含む宝具ブレイブチェインを放つタイミングで嫁王のNP獲得量UP付与スキルを使うことにより、宝具を撃った後にNP100%を構える事ができます。難点はBカードが混ざると成立しない点で、このへんは魔術協会制服のNP20%付与などで穴埋めしてやる必要があります。
総論としてスキルのタイミングが悩ましいサーヴァントで、リップよりは気難しいサーヴァントだと思います。作中での彼女の性格をよく表した性能、という感じです(沖田に類似した性能なので、アサシンで囲うなどQパーティで採用した場合はもっと違う印象になる可能性があります)。
~普通に強いメルトと、メルトの三倍は使いやすいリップ
まずはじめに、今回は考察というより新サーヴァントを触ってみての軽い感想程度のものであるということを先にことわっておきます。
*セイバー=剣 アーチャー=弓 ランサー=槍 ライダー=騎 アサシン=殺 キャスター=杖 バーサーカー=狂 と表記
*三騎士=セイバー、アーチャー、ランサー 四騎士=ライダー、アサシン、キャスター、バーサーカー
*ネロブライド=嫁王と表記
・アルターエゴというクラス
端的に言うと四騎士に強く、三騎士に弱いクラスです。被ダメージへの耐性は一切なく三騎士に与ダメージを半減される代わりに、騎・殺・術への与ダメージは1.5倍、狂への与ダメージは2倍になります。狂からの被ダメージは1.5倍です。
有利クラスを複数持つ代わりに有利クラスへの与ダメージが1.5倍に留まっている点では狂が比較に持ち出されやすいクラスだと思います。アルターエゴが狂に明確に勝っているのは狂以外のクラスからの被弾が等倍におさまる点、狂クラスへの与ダメージが2倍である点(狂→狂は与ダメージ1.5倍なので、狂は狂を殴る時だけ他のサーヴァントより損をする)。この性質上、狂はクエストを選ばずに採用できるクラスですが、アルターエゴは騎・殺・術のいずれかの代わりに採用するクラスという感じです。アルターエゴは現状メルトリリスとパッションリップしか実装されておらず、どちらも超攻撃的な性能をしたサーヴァントなので、基本的にアタッカーないしサブアタッカーとしての採用に落ち着くでしょう。
・パッションリップ
星4のアルターエゴ。姉妹のメルトリリスは星5なので、メルトリリスよりは見ることが多くなる方だと思います。
トラッシュ&クラッシュは攻撃力UP、無敵貫通、攻撃時即死判定付与、防御力UPとてんこ盛り。ただしデメリットとして1ターンスタン状態が付与される…とこれだけ見れば使いづらいのですが、ブレストバレーで自身に弱体無効状態3回を付与できるので一人でデメリットを踏み倒せるように設計されています。さらに全スキルに防御に関する効果があり、被虐体質スキルは1ターンとは言えヘイトを稼げるスキルなので盾役もこなせて、Bかつ全体攻撃なのに宝具に最低HP2000回復(前衛全員に適用されるので合計6000回復)までついているという、タンクとして自己完結した非常に高性能なサーヴァント。
難点を挙げるなら宝具レベルを上げないと宝具威力が寂しい点ですが、コマンド構成がBBBAQなので通常攻撃だけで十分ダメージソースになれるので、宝具威力が気になる時は1・2waveを初手宝具で一掃したい時だけでしょう。リップの宝具は基本的に回復とBチェインのパーツ目当てで、ダメージは期待しない方がいいかもしれません。もし幸運にも宝具レベルを上げることに成功したならば、1・2waveを宝具で一掃し、3waveでは通常攻撃でボスをタコ殴りにしながらヒーラーと盾もこなすというモンスターサーヴァントと化します。
・メルトリリス
星5のアルターエゴ。リップの姉妹で、おそらくガチャで見るのは稀な存在。
クライムバレエは回避2回付与+直感、加虐体質は攻撃力UPとデメリットで防御力ダウン。このサーヴァントもまた姉妹と同じく自分でデメリットを踏み倒せる設計をしています。CCC本編のアルターエゴがそもそもチート行為によって生まれた存在なので、意図した設計なのかもしれません。クライムバレエ・加虐体質の起動は、クライムバレエが即時クリティカルスター生成スキルであるため、スターが溜まる2ターン目以降での同時起動が望ましいです。そこまで意識するなら宝具込みのブレイブチェインを狙える瞬間まで温存するのもありだと思います。第三スキル・メルトウイルスも1ターン後に宝具威力がアップする代わりに、起動ターンはメリット・デメリットでメルトリリス以外の戦場に出ている全てのキャラの宝具威力が1ターンダウンするというもので、全体的にメルトリリスはスキルを使用するタイミングを選ばなければならないサーヴァントだという印象です。
宝具は単体攻撃&攻撃対象の強化解除、攻撃後にQ性能アップ。コマンド構成はBBAQQとなっています。結構言われていますが、嫁王と相性のいい宝具とコマンド構成で、メルトリリスがQ2枚またはAを含む宝具ブレイブチェインを放つタイミングで嫁王のNP獲得量UP付与スキルを使うことにより、宝具を撃った後にNP100%を構える事ができます。難点はBカードが混ざると成立しない点で、このへんは魔術協会制服のNP20%付与などで穴埋めしてやる必要があります。
総論としてスキルのタイミングが悩ましいサーヴァントで、リップよりは気難しいサーヴァントだと思います。作中での彼女の性格をよく表した性能、という感じです(沖田に類似した性能なので、アサシンで囲うなどQパーティで採用した場合はもっと違う印象になる可能性があります)。
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